PA66の使い心地 (2WAY FLAP SHOULDER ④)

本サイトでコラムを書いているライターの井上です。

カメラ好きの視点でPA66シリーズのインプレッションをあれこれ感じるままに書かせていただいております。今回は、カメラバッグとして2WAY FLAP SHOULDERを使ってみようと思います。

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このモデルに限らず、PA66のシリーズは世の中にあるベタなカメラバッグとは少し違ってアーバンな雰囲気。タフなバリスティックナイロンとシックなヌメ革の組み合わせがクールです。商品の解説によりますとライカMやミラーレス機に最適なサイズということですが、本モデルは結構な高さがあるので、中判フィルムカメラなんかを収納して動き回るのにも好適なのです。こんな大きさのカメラが入るのか? 大丈夫です。余裕で収納できます。

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今回のアウトフィットは、マミヤ7本体と標準/広角レンズ。広角レンズ専用の外付けファインダーと露出計。それにカラーネガのフィルム5本。マミヤ7は6×7判というフォーマットで、120タイプのロールフィルム1本で10カット撮れます。これだけフィルムを持っていっても50カットしかシャッターが切れないんですね。とはいえフィルムで撮影すると心の満腹感がデジタルとは違って、これくらいで充分に撮ったなぁ。という気になるから不思議なものです。

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マミヤ7を組み立ててしまうと結構かさばる感じなのですが、ボディとレンズをバラバラに収納すればこのとおり。バッグの中を仕切り、機材を保護してくれる役目も果たすインナーボックスを使うと本格的なカメラバッッグとして機能してくれるんですね。ちなみに2WAY FLAP SHOULDERにジャストフィットするのはインナーボックスLタイプです。こうして見ると余裕の間取りで、うまく詰め合わせれば仕切り1区画ぶん空けられそうです。そもそも本気で撮影に出かけるとしても、カメラやレンズ以外の持ち物もバッグに入れたくなりますよね。

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はい。そんなワケでインナーボックスMにしてみました。サイズ的には2WAY FLAP SHOULDERより横幅の狭いBOX SHOULDERやFLAP SHOULDER用に製作されたアイテムですが、MはLを兼ねる感じで3区画は機材用、そして余った部分には耐衝撃を考慮しなくてもいい携行品、すなわち衣類とかペットボトルやメモ帳などを収納すればいいのです。通常のカメラバッグでは最初から緩衝材でバッグ全体が囲まれているので、もれなくカメラ以外の持ち物を過剰に保護している状況になります。それに対しPA66シリーズは、機材の分量に応じて最適化できる。この考え方は素晴らしいと思います。

PA66 2WAY FLAP SHOULDER
リンク:http://www.creezan.com/collection/pa66/2way-flap-shoulder.html
 

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ガンダーラ 井上

ガンダーラ 井上

ライター。1964年 東京・日本橋生まれ。早稲田大学社会科学部卒。松下電器(現パナソニック)宣伝事業部に13年間務める。在職中から腕時計やカメラの収集に血道をあげ、2002年に独立し「monoマガジン」「BRUTUS」「Pen」「日本カメラ」「ENGINE」などの雑誌やウェブの世界を泳ぎ回る。著作「人生に必要な30の腕時計」(岩波書店)「ツァイス&フォクトレンダーの作り方」(玄光社)など。
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