CREEZAN 城崎本店がオープン!

 

本サイトでコラムを書いているライターの井上です。

今回のテーマは、CREEZANの本店について。兵庫県豊岡市、城崎町にそびえ立つ来日山(くりいざん)にその名の由来を持つCREEZANが、生産拠点に近い城崎温泉街に満を持して初の旗艦店をオープンしました。

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こちらが、その外観です。城崎温泉は1300年の歴史を持つ名湯地。7つの外湯めぐりが有名で、国内はもとより海外からも数多くの人々が訪れております。CREEZAN旗艦店が登場したのは、城崎温泉のメインストリート。情緒ある町並みに調和しながらモダンなインテリアが印象的な店内には、CREEZANの全アイテムを展示。私たちはそれらを見て、触って、買うことができるのです。

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こちらは、お店のスタッフの方々。後ろにPA66シリーズが見えますね。これ以外にもJETTER、ULTIMATE、CORE CANVASに加え、旗艦店だけでしか買えないオリジナルバッグもあるんです。さらに5・30公開のブログで紹介した真鍮削り出しのキーホルダーなど、オリジナルグッズも。そうなるとガチの物販店という感じがしますが、スタッフの方々のコスチュームがショップというよりも何だかカフェっぽい雰囲気です。

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そんなワケで、あらためてショップ入口の看板を確かめてみれば、お祝いの花に囲まれてBAG CAFE BAR CREEZANと読めます。そうなんです。CREEZAN旗艦店では製品を販売するだけでなく、2階のカフェスペースで飲食も楽しめる構成になっているんです。店内の階段を上がってみると‥。

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城崎温泉街の風になびく柳の緑が気持ちいいですね。こちらのカフェでは地元食材を使用したフードとドリンクを販売。但馬ビーフのハンバーガーや八鹿豚ホットドッグなど、名前を聞いただけで城崎への旅情がかき立てられるメニューが用意されております。ちなみに、コーヒーなどのホットドリンクは、豊岡伝統の出石焼(いずしやき)の蕎麦猪口(そばちょこ)で供されるのです。

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おお! これは蕎麦猪口だけどコーヒーカップだ! 手の込んだCREEZAN謹製の革スリングが、地元の作家さんの手による器と組み合わさって和風モダンですねぇ。さっき1階で見たあのバッグ、買おうかどうしようか猛烈に悩みまくったりするシチュエーションで、少し気持ちを落ち着かせるのにコーヒーを1杯。実はこの蕎麦猪口も1階で扱っているオリジナルアイテムなんです。だから決心さえすれば、バッグと一緒にお持ち帰りすることもできます。

皆様も、城崎温泉へお立ち寄りの際はぜひ。一見の価値あるお店です。

CREEZAN城崎本店 兵庫県豊岡市湯島675-1  Tel.0796-32-0345
営業時間 10:00-23:00(不定休)

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ガンダーラ 井上

ガンダーラ 井上

ライター。1964年 東京・日本橋生まれ。早稲田大学社会科学部卒。松下電器(現パナソニック)宣伝事業部に13年間務める。在職中から腕時計やカメラの収集に血道をあげ、2002年に独立し「monoマガジン」「BRUTUS」「Pen」「日本カメラ」「ENGINE」などの雑誌やウェブの世界を泳ぎ回る。著作「人生に必要な30の腕時計」(岩波書店)「ツァイス&フォクトレンダーの作り方」(玄光社)など。
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