本サイトでコラムを書いているライターの井上です。
カメラ好きの視点でULTIMATEシリーズのインプレッションを書かせて頂くミッションも無事に完了し、今回から新たなシリーズを取り上げることになりましたので、どうぞよろしくお願いします。
CREEZANの故郷、豊岡から直送されてきた荷物。その中にはULTIMATEに続くインプレッションのターゲットが丁寧に梱包されておりました。シリーズ名PA66。何だか無機的でインダストリアルな感じのネーミングです。
本シリーズのコンセプトワードは“タフ&クール”。本体の素材は防弾チョッキの表生地などに使用されているというバリスティックナイロンと、手間のかかる工程を経て生み出された風合いの良いレザーのコンビネーションバッグ。実用一点張りでもなく、見た目だけを優先したものでもない。このバランス感覚が都会的な印象を醸し出していると思います。
ヌメ革の渋い光沢が、ナイロンの無機的な質感と響き合う感じ。2WAY FLAP SHOULDERと名付けられたこのモデルは、手持ちのブリーフケースとしても、またメッセンジャーバッグっぽくショルダーストラップでの使用も可能。オフタイムだけでなくビジネスシーンなど、さまざまな使い道が想像できるバッグです。
もちろんインナーにクッションボックスを使えば、カメラバッグとしても機能します。ライカ使いの方々にも好適だと思われますが、もう少し実用性に振ったセレクトとして、ミラーレスタイプのレンズ交換式デジタルカメラと組み合わせてみました。このバッグとカメラ、何だか“デキル感”がありますよね。そこで実際に、1泊2日の出張取材に2WAY FLAP SHOULDERで出動してみることにしました。
取材先は日本海側の港のある街。3週間前にホタルイカ漁が解禁になったとのこと。入りの日は雨の天気予報。その翌日の天候は回復するらしい。初めての土地に思いを巡らせながらパッキングです。ここにあるアイテム全部が、2WAY FLAP SHOULDERに収納できます。三脚、折畳み傘、ミラーレスカメラ2台、プライムズームと単焦点レンズ、リモートレリーズ、PCMレコーダー、サングラス、MacBook、着替え、財布、名刺、予備バッテリー、ノートそしてペン。
これだけの分量となると、いつもの自分はアウトドアテイスト丸出しのバックパックで出かけることが多いのですが、2WAY FLAP SHOULDERなら見た目もスマートに持ち運べます。同行する人が一部上場企業の方でも何ら違和感なく立ち振る舞える。そんな効用もこのバッグにはあるようです。
PA66 2WAY FLAP SHOULDER
リンク:
http://www.creezan.com/collection/pa66/2way-flap-shoulder.html
ガンダーラ 井上
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