社長の西田です。
私自身も CREEZAN 城崎本店 でたまに接客することがあるのですが、白いシリーズとして定着しつつあるJETTERシリーズを見てよくお客さまに聞かれたり、つぶやかれたりすることがあります。
「デザイン良いよね！ ところで黒ないの？」
「白の鞄って良いんだけどな～ でもね…」
もっと単刀直入に
「白って汚れるでしょ‼」
白が嫌いな人は良いんです。それは好みの問題です。だけど、
「この白い鞄かっこいい、でも汚れるから買うのはね？」
ちょっと待ってください、そんなときに私はこう答えます。
「そうですね、汚れますよ。でも使い方次第ですし、ちょっと気を使ってあげればお客様が思ったほどではないかもしれませんよ！？」
「実はこの白い革には強撥水加工がされていて汚れが付きにくくなっています」
「撥水ということは汚れも弾くので革の中に浸透しにくく、表面に乗っかっている状態なので、あとでお湯などで濡らした生地で優しく拭いてください。特にクリーナーなどの薬剤で拭かない方が撥水剤がとれないので良いですよ」
そんなときのお客さまの表情はちょっと半信半疑「？？？」
おそらく「こんな白い鞄が汚れないわけないだろう！なんとでも言えるよね‼」
だと思います。
そんなときこそ、待ってましたなのです。
「お客様こちらをご覧いただけますか？」
なんとそこにはJETTERのブリーフケースが2個並んでいます。
「この二つの鞄の違いわかりますか？」と私
「さっきからなにかと思っていたんよ～ うーん、こっちの方がちょっと大きいよね？」
「違います、サイズは同じです！」
「・・・？」
「実は向かって左の鞄は2016年の1月から私が出張時使っている鞄なのです」
「私の出張のペースは月曜日に出て木曜日に帰るパターンか一日ずれて火曜日金曜日なるかです。それを隔週、つまり月に2週の頻度で出張に出ています」
そう言って初めてお客さんは納得されたような表情になります。
「1年半も使ってこの程度なの？本当？」とちょっとびっくりな感じです。
そこからです。こちらから汚れている個所を一つづつ説明してあげるのです。
大概のお客さんは「まあこれぐらいは仕方ないよね」と
こちらから言いたいことをお客さんに言わせた瞬間に
にんまりです。
ひとつ問題なのは現在もこの鞄を使っているので私が出張に出ている週はこの比較ができないことです。そんな時は
申し訳ございません！只今、出張中です
とお詫びのちっちゃな立て札を立ててますのでご容赦願います。
そのかわり出張中の鞄の実物大の写真を箱に印刷して張っています。
ちょっとした遊び心を見に来てくださいね～
nishida
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