CORE CANVASシリーズのご紹介

コニー本社の関岡です。

CREEZAN城崎本店がオープンして１ヵ月半が経ちました。
オープンまでの激動の日々と、オープンしてからの色々な準備不足を痛感しております…
まだまだ成長途中のCREEZAN城崎本店ですが、どうぞ城崎温泉へお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

最近はSHOPの話題が続いておりましたので、今日はSHOP以外の事をお話しします！

CREEZANコレクションラインの新入り
CORE CANVAS （コアキャンバス）シリーズ　をご紹介致します。

CORE CANVAS の特徴は超厚地でありながらも上品でクラシカルな顔を持つコットンツイルの生地です。
このコットンツイルはシャトル織機を利用し、超厚地でコシのある生地になります。
糸は、縦糸、横糸共に10番3本撚りを使用。
通常の8号平織り帆布の場合は縦糸34本～38本、横糸24本～28本の打ち込み本数ですが、
このコットンツイルは縦糸52本、横糸24本。
通常の平織帆布に比べて密度が高い生地になっています。

生地を織り上げた後に、パラフィン樹脂（ロウ引き）に合浸する事で独特の風合いのある仕上がりに。
パラフィン加工とは＝簡単にいうと生地に撥水効果をもたせる加工の事です。
帆布やコットン・麻などは、そのままだと水を吸い込んでしまう為、それを防ぐ為にロウ漬けにして、生地をコーティングしています。
その為、使い始めは生地がゴワゴワと硬い印象になるのですが、使い込んでいくうちに徐々に柔らかく自分の手や体に馴染んでいきます。
またパラフィン加工は、チョークマークと言う白化現象が起こります。
こすったり、折ったりすると白い跡がつくのですが、これこそパラフィン加工独特の味となりエージングを楽しめます。
これは味としてお楽しみ頂きたいのですが、気になる場合はアイロンを当てて消すことも出来ます。
（ロウなどで熱で溶かすイメージですね！）