JETTERシリーズへの想い

コニー本社の関岡です。

 

最近はいくつかの雑誌でCREEZANを紹介していただく機会があったのですが、
皆さん特にJETTERシリーズに驚きと興味を持っていただけるように感じます。

 

JETTERシリーズの特徴はやはり”白”である事です。
お客様に「他の色はないの?」と尋ねられる事もありますが、JETTERは”白”である事に意味があるのです。
白は、お客様目線からも「汚れるから」、生産者目線からも「汚れるから」と、敬遠されがちです。

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まずそういった考えを生産者目線から転換するところから始まりました。
社長の西田がひと言、
「白作ったら、生産現場も汚さんように綺麗になるやん!」
「みんなが嫌がる白を作れたら、自分たちのスキルアップになるやん!」と…。

 

正直、生産現場は当初戸惑いもありました。
が、全員で工夫をして汚れないように現場の掃除をはじめ、生産工程での汚れ防止策を練りました。
詳しくは、以前ガンダーラ井上さんがブログで書いて下さっていましたね。
ガンダーラ井上さんブログはこちら。

 

縫製中は手袋を付け、ミシンには油が飛ばないようにカバーを付ける。
金具は取り付け前に検品とふき取り作業を行う。
通常であれば50~100本ロットで生産ラインに回すところを、10本単位まで下げ徹底して管理をする。等々…
普通の鞄では考えられない工程をふみ、JETTERシリーズは誕生しています。

JETTERシリーズのメイン素材である白のシュリンク革にも撥水加工を施し、汚れにくくする工夫もしております。

 

城崎のCREEZAN SHOPでは、社長の西田が普段出張に使用しているJETTERのブリーフケースを展示しております。
実際にどれだけの頻度使用し、どれだけの汚れが付くのか。現物でご確認頂けます。

 

モノは鞄に限らずですが、使い方次第だと思います。
普通に一日持って歩いて、家に帰り、汚れが気になれば少し拭いてあげる。
これだけで綺麗さは保たれますし、愛着も湧きます。
JETTERシリーズは、作る工程でたくさんの職人さんの想い・工夫を込めている鞄です。
鞄職人だけではなく、金具も革も生地も全ての工程に長年携わっている職人さん達がいます。
そんなJETTERシリーズを皆さんにも愛着を持って永く大切にして頂けたら、職人冥利に尽きますね。

 

 

11月15日(水)には、JETTERシリーズの新型3型が発売されます。
現在、絶賛縫製中です!
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sekioka
コニー株式会社 生産管理部所属
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