無駄のない革の使い道

こんにちはCREEZAN生産責任者の玉那覇です。
今年も鞄職人の目線でブログを書いていこうと思います。
今回は材料に使用する革の最終的な使い道についての話です。
そもそも革は色々な動物が食肉として食べられた後に出た副産物として皮が取れます。皮は生の状態だと腐敗するので鞣しという加工を経て皮(生)から革(材料)になります。革を作る工場(会社)を総称してタンナーと呼びます。CREEZANではイタリアのタンナーさんや国内のタンナーさんに特別な色や風合いの牛革を別注しております。
生産現場では革を裁断するところから生産がスタートします。その際に難しいのは無駄が無いように裁断することです。裁断する際は裁断計画を建てますが大きいパーツが多い鞄はその際に必ず裁断ロス(ハギレ)が出てしまいます。CREEZANではその革を無駄にしないようにノベルティの革小物などに活用するなどしております。
裁断計画写真↓(わかりやすいように黒い革で計画している写真です。)

裁断計画を考えて裁断をすることによってロスを減らしてます。それでも細かいクズが出てしまうの場合は下の写真のように更に有効活用してます。↓
①革切り包丁ケース 
デイトリッパーシリーズで使っているヌメ革を使いました。ヌメ革は保管している際に日焼けした端の部分を使わせてもらいました。これから経年変化が楽しみです。ちなみに包丁は26年前から使っているものもありいい味が出まくってます。

②ミシン針ケース ミシン針は太さや形状に分けて革ケースに収納します。ケースをミシンに貼り付けて使いやすいです。 

③熱コテ(ネン引き)の取手保護 熱コテなどの道具は手作りで作ってます。持ち手は木製ですが熱くなるため革を巻いて保護します。これもヌメ革を使っているのでいい味出てきました。

④ミシンなどの試し縫い用に活用します。

このように色々な方法で革の無駄を無くす努力をしております。
また次回も職人目線でのものづくりの現場を紹介していきたいと思います。
それではまた次回お楽しみに!

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