CREEZAN生産 技術豆知識❝革漉き❞

こんにちはCREEZAN生産責任者の玉那覇です。

今年も気づけば早いもので6月になりました。世界的に新型コロナウィルスが猛威を振るっておりまだまだ安心できない状況が続いております。
5月の後半でようやく全国的に緊急事態宣言も解除になりました。CREEZANの生産現場は兵庫県豊岡市という兵庫県でも日本海側に位置しており新型コロナウィルス感染者は今のところ豊岡市では出ておりませんがいつどうなるか予断を許さない状況はこれからも続くと思われます。そんな状況で生産現場もウィルス対策を徹底しながら稼働中です。

さて今回は革製の鞄や小物などの製造において重要な‟革漉き”についての豆知識です。
そもそも革は原皮の種類や鞣す方法によっても革の厚みが違います。鞄製造で重要なことはしっかりと強度があり形もきれいに上がるように革の厚みを全体的に調節したり、縫製の時に無理のないように部分的に厚みを薄くしたりすることです。
CREEZANの生産では下の2種類機械で革漉きをします。また部分的に手作業での革漉きも使い分けています。

⓵ベタ漉き(平漉き、割漉き)・・・写真のようなバンドナイフマシンを使い革の裏面を全面スライスすることで厚みを調節します。

⓶部分漉き・・・コバ漉き機を使用し革の端部分の厚みを調整します。押さえの種類や幅や角度の調整など職人の経験と勘が必要とされる工程の一つです。

手漉き・・・革用包丁で機械では難しい箇所や精度が必要な箇所を手作業で革漉きします。

CREEZANの鞄はすべての革のパーツで上の機械や手作業の工程を経て縫製作業へと進みます。革漉きの職人技のほとんどは残念なことに裏地やなどで隠れて見えないことが多いです。ただし商品で一部みえる箇所があるのでそこを紹介したいと思います。

一番わかりやすいのはラージトートやソフトトートの口まわりの革巻き部分になります。基本的にはヘリ巻き革は裁断後コバ塗り作業後に⓵バンドナイフマシンと⓶コバ漉き機で部分漉きをします。機械の精度で補えない先部分は手漉きで最終的に微調節をします。
ラージトートの口まわりヘリ巻き部分(下の写真) 目立たないように持ち手の裏に隠れています。このように目立たないところでつなぎ目を隠すことも技の一つです。

ソフトトートの口まわりヘリ巻きは持ち手の幅が細いため持ち手で隠くさず横中心できれいに重ねております。つなぎ目の段差が少なく厚みが均一になるように職人技を駆使しております!

このようないろいろな革漉き機械や職人技を活かしてCREEZANの鞄が出来ております。

これからも生産の技術や状況をブログを通して皆様にお伝えしていこうと思います。

それではまた次回お楽しみに!

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