イベント、展覧会、ファッションショー、 規模は大きくないですが、動き始めましたね。

 

 

気づくともう、2020年も残り少なくなりました。マスクをしながら、with コロナで上手に生きている私たちですが、ありがたいことに経済も同時に動き始めていますね。

まずは小田原文化財団「江之浦測候所」で2021SSコレクションを発表したsacaiのショウから。
現代美術家としてその手腕を発揮しながら、工芸品、美術品のコレクターとしての審美眼をもつ杉本博司が、新たなる命が再生される冬至、重要な折り返し点の夏至、通過点である春分と秋分など天空を測候するという古代人の生き方になぞらえ、構想から設立まで総監修した小田原文化財団「江之浦測候所」がショウ会場となったsacaiのショウ。当日は、あいにくの雨模様だったのですが、むしろ霧雨がショウの雰囲気を盛り上げるドラマティックな演出となりました。また、音楽は懐かしいSADE! まさに格別な時間でした。

ショウのあとは、待合室でちょっとしたレセプションタイム。
SADEのTシャツを着たsacaiのデザイナー、阿部千登勢さんと窪塚洋介さん、森星ちゃんなどが集まりました。

(阿部千登勢と森星ちゃん)


(右から、Numero TOKYOの水戸 美千恵、窪塚洋介さん、阿部千登勢さん、私、i-Dジャパンの林和美さん。)

オリンピック・パラリンピック2020を見据えて、ホテルのオープンが相次ぐ東京ですが、GO TOの恩恵はあっても満室にはなりにくいこの時期に、試泊のお声がけをいただき、素晴らしいホテル体験をさせていただいております。こちらは、青山三丁目の交差点の元ベルコモンズ跡にオープンしたAOYAMA GRAND HOTELです。

ここは、暮らすように泊まる、というのがコンセプトだそうで、リラックスしていただけるようお部屋に常備されたスナックや飲み物はすべて室料に含まれているそうで、気にせず飲んだり食べたりができます。お酒もコーラもすべてで、フリーだと言われるとストレスなく飲めるので新しい発想でとってもよかったです。

また、朝食は、宿泊客以外の人も入れるダイナーで食べるのですが、料金以上(であろう)メニューの中身で、大満足な時間が味わえます。思わず、朝食だけ食べに来たいなと思った素敵なブレックファーストでした。

ここでおすすめの展覧会をひとつ。アーティストでありサーファーでもあるbaanaiの展覧会がDOUBLE BED GALLERYにて、2021年1月17日まで開催されています。
ひたすら「ARIGATOU GOZAIMASU」という文字を365日欠かさず描き続け、何層にも描き、重ね、さらに描き続ける作品だけに、奥行きがあり深みと力強さが感じられます。しかもフリーハンドで仕上げられているので、見るだけで迫力があります。

作品をファイリングして送った3日後に、Comme des Garçonsの川久保玲さんから返事があり、CDGとのコラボレーションに至ったそうです。今現在は、作品が売れに売れるという人気に至るも本人の姿勢はまったく変わらず、常に作品のみに向き合う純粋さにも心を打たれます。私も作品を部屋に飾りたい衝動に駆られました。

さらに足を伸ばし、森美術館にて開催されているスター展へ。
現在、日本で活躍中の、そして海外在住経験者であるトップ中のトップの現代アーティストが集結した展覧会なので、こちらもかなりおすすめです。

村上隆

李禹煥(リ・ウファン)

草間彌生

宮島達夫

奈良美智

最後が冒頭に書いた杉本博司さんだったのですが、なぜだか写真がない(申し訳ない)!
江の浦測候所にはたくさんの石が世界から集められたり、茶室があったり、鎌倉時代の門があったり、とあちらこちらから集まってきたモノを紹介しながらの動画にハマって見入ってしまいました。動画は、それらのモノに語らせ流れていくですが秀逸で、素晴らしくて、さすが杉本さんだな〜と感服して会場を後にしました。なので、すっかり写真に修めるのを失念しておりました。
失礼!

そして、最後に紹介したいのが、世界中のジャーナリストが固唾を飲んで見守っていたComme des Garçonsの2021SS コレクションショー。テーマは不協和音。ほとんど取材を受けないことで有名な川久保玲さんがあちらこちらのテレビの取材を受けられているのが印象的でした。その理由に、こんな時代だからこそ屈せずに前に向かって行きたいという姿勢なのだとか。クチュール仕立てのドレスをキッチュでポップな素材で仕上げたコレクションは、まさに不協和音。真っ赤なショウ会場に、川久保さんの絶対的なメッセージが漂っていました。

9ree3 • 2020年11月4日


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