2019年春夏コレクション取材で、パリへ。

9月24日から10月2日までの期間に開催されるパリコレサーキット2019SS中の、印象的な出来事をピックアップしました!

9月24日
今までミラノでコレクションを発表していたGUCCIが、今シーズンはパリに発表の場を移しました。


会場になったのは、ひと昔前、パリのカウンターカルチャーが生まれたTHEATREにて。


当時の空気をそのまま生き写したようなコレクションの数々。


途中、ジェーン・バーキンが生歌を披露するというサプライズもあり、シアトリカルな空気に包まれたショウでした。ご挨拶に現れたクリエイティブディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(左)と挨拶を交わすジェーン・バーキン。


大人気韓流スター、EXOのKAIくん。GUCCIのショウの最前列に座る常連セレブのひとりです。


この日のディナーは、縁あってくっきーさんと。
くっきーさんの独特の怪奇パーフォーマンスをパリコレの裏舞台を背景に披露されていて、ちょっとした話題になっていました。

9月26日


OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOHのショウにて、パリ・サンジェルマンFC代表のネイマールとブラジルの人気女優ブルーナ・マルケジーを発見。

<パリコレひとことメモ>
Louis Vuittonメンズコレクションのクリエティブディレクターに抜擢され、世間を驚かせているVirgil Abloh。彼自身のブランドOFF^WHITE c/o VIRGIL ABLOHの人気はうなぎのぼり。パリコレデュー4年目にして、チケットを持たない若者が会場外に溢れかえり警察が出動するまでに。


(これは先シーズンのものですが、今シーズンもこんな感じでした)

黒人であるVirgilが、フランスメゾンのデザイナーに選ばれるほどの快挙を成し遂げた理由には、服作り、という純粋なデザイン力だけではなく交友関係の広さも影響しています。そもそもVirgil Ablohはヒップホップスター、カニエ・ウエストのクリエイティブ・ディレクターだったのですが、OFF-WHITEを立ち上げるや否や世界中に広がり、常に品薄状態というブランド戦略も相まって人気が加速しているブランドなのです。そんな彼がパリ・モード界のトップメゾンLVMHグループ内のLouis Vuittonメンズコレクションのクリテイィブディレクターに起用されたことで業界は大騒ぎ。もはやファッション業界は国籍や肌の色といった閉鎖的なことは言ってられないのです。リアーナ、ファレル・ウイリアムス、JLO、ジェイデン・スミス、キム・カーダシアン、ビヨンセ・・・トップメゾンとコラボやメゾンの顔になるヒップホップスターはあとを立たず、いまやストリートカルチャーの立役者たちがパリ・モード界を熱くしているといっても過言ではないのです。

さて、話はパリコレクションに戻しましょう。


LOEWEのショウ会場には、本田翼ちゃんが出席。

恒例のアートネタをひとつ。
サンローラン美術館がオープンしてほぼ一年が経ちます。サンローランと所縁のあるエキシビションがオープン当時から催されているのですが、2019年1月27日までは『L’ASIE REVEE』と題した、アジアに焦点をあてたエキシビションが開催されています。
特に、中国、インド、日本を題材にしたアジアンコレクションが並べられているのですがサンローランさんが、実際に訪れたことがあるのは日本のみ。



日本には、1963年、1975年、1990年の三度、来日されているそうです。


こちらの美術館では、1962年から晩年期の2002年まで、実際にアトリエとして使われていたお部屋そのままが再現、展示されています


サンローランさんはフレンチブルが大好きで、生涯に4匹のフレンチブルを飼っていました。みな、名前がmoujik(ムジック)だったそうです。


部屋の片隅にはベルナール・ビュフェが描いた本人の肖像画も飾られていました。

ということで、まだまだパリコレクションは続きますが、今回はこの辺りで!!

田中 杏子 • 2018年10月4日


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