南フランスを巡ったLouis Vuitton、そしてGucciのクルーズコレクション2019

 

毎年この時期になると、各ブランドがクルーズコレクションを発表します。数年前より、モデルを使ったランウェイスタイルが定評になったのですが、今シーズンのLouis Vuitton、そしてGucciが選んだ地がどちらも南仏でした。

昨年のLouis Vuittonは滋賀県にあるミホ美術館にて開催されたのですが、今年は、フランスのサンポール・ド・ヴァンスにあるFondation Maeght(マーグ財団美術館)でした。Louis Vuittonは毎年、こんな感じで建築的にも必見のレアな場所を選びます。(2年前はブラジルのニテロイ現代美術館でした。)

マーグ美術館はジャコメッティやシャガール、ミロ、カンディンスキーなどが飾られている贅沢空間。少し土着の香りが漂うアーティスティックなお庭を、モダニティとヴィンテージ感が程よく織り交ぜられたドレスに身を包むアンドロジナスで個性的なモデルたちが闊歩。額に模様を入れたモデルもいて、アミニズムを彷彿とさせています。実験的なBGMも効果を発揮し、まるで次元を超えるブラックボックスに陥ったような感覚に。



Louis Vuittonレディースコレクションのクリエイティブ・ディレクターとして、さらに5年の契約を更新したと先日発表したばかりのニコラ・ジェスキエールですが、デザイナーの手腕を存分に発揮していて、健在ぷりが窺えます。


マーグ財団美術館の入り口に飾られたシャガールのモザイク画。雨ざらしなので気になります。


ショウのあと、会場内にいたモデルちゃんをパパラッチ。右はお友達のPollinaちゃん。額のペイントが、ショウ全体を構成している儀式感をさらに印象づけていますね。

Louis Vuittonのクルーズショウを終えて、南仏ニースよりニームに移動をしました2日後はアルルで発表されるGUCCIのクルーズコレクションに出席です。

Gucciのショウ会場は、アルル市内にあるLes Alyscamps(アリスカン)。私たちの滞在ホテルはアルルから少し離れたニームにあるJardins Secrets – Nimes。都会の中のオアシスのような秘密のガーデンにチェックイン。お庭には、猫ちゃんが!


チェックインした夜は、綺麗な満月でした。


朝一番。窓越しに猫ちゃんがおはようとご挨拶!

ショウが始まるまでの空き時間に『鷲の巣村』とも呼ばれる、崖にへばりつくように広がるゴルドの街を観光。

こちらはゴルド近くの旧市街。アンティークショップが並んでいました。

そしていよいよ夜になりGUCCIのクルーズコレクションが始まりました。アリスカンは古代から中世に拡大した墓地で、現在は世界遺産「アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」の一部として登録されています。



バロック、ルネッサンス、トラッド、スポーティ、ゴス。様々なテイストを混在させながら、よくみると一点一点はリアルに楽しめるアイテムに仕上げられていて、クリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレの才能を感じます。


ショウのあとはパーティイベントの始まりです。Sir Elton Johnがピアノで弾き語り。YOUR SONGもばっちり唄ってくださいました。

優雅な時間でした!!

Jardin Secrets – Nimesの朝食は、回廊で食べるスタイルです。
気持ちよかったな〜〜〜。

旅の最後は、マルセイユで。お決まりのブイヤベース。



ブイヤベースは塩辛いとも聞いていましたが、こちらはうまみが利いて絶品でした。
最後にシェフがご挨拶にいらしたのですが、Miramarは日本人シェフのレストランでした。美味しかったのも頷けます!!

田中 杏子 • 2018年6月5日


Previous Post